時代を動かすボディビル界の逸材

時代を動かすボディビル界の逸材

横川尚隆NAOTAKA YOKOKAWA

2017 全日本ボディビル選手権 6位
2017 東京ボディビル選手権 優勝
2017 日本クラス別ボディビル選手権80kg以下級 優勝
2016 世界ジュニアボディビル選手権 準優勝
2016 日本ジュニアボディビル選手権 優勝
2015 世界フィットネス選手権 メンズフィジーク日本代表
2015 オールジャパンメンズフィジーク172センチ以下級 優勝

1994年7月10日生まれ、東京都出身。
血液型:A型/身長:170cm/体重:75~90kg

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時代を動かすボディビル界の逸材

横川尚隆NAOTAKA YOKOKAWA

2017 全日本ボディビル選手権 6位
2017 東京ボディビル選手権 優勝
2017 日本クラス別ボディビル選手権80kg以下級 優勝
2016 世界ジュニアボディビル選手権 準優勝
2016 日本ジュニアボディビル選手権 優勝
2015 世界フィットネス選手権 メンズフィジーク日本代表
2015 オールジャパンメンズフィジーク172センチ以下級 優勝

1994年7月10日生まれ、東京都出身。
血液型:A型/身長:170cm/体重:75~90kg

EPISODES挑戦者たち

筋肥大が止まらない!横川尚隆選手はどの様なモチベーションで驚異の筋肉成長をさせたのか!?
普段は見れない秘めたる情熱をうかがった。

2018/2/16 UP

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2017年、ボディビル界に 風穴を開けた23歳

日本ボディビル界の最高峰を決める「男子ボディビル日本選手権」で、昨年(2017年)最も話題を呼んだのが、横川尚隆さんだ。15年に「フィジーク」と呼ばれるボディビルとは趣旨が異なるボディメイク・コンテストでデビュー。いきなりの優勝を果たし、16年1月にボディビル転向を表明。つまり、競技歴はたったの2年。

キャリアこそがものをいう、と考えが強いボディビル競技において、若手選手が激戦の「日本クラス別選手権」「東京選手権」を獲り、シーズン最終戦となる日本選手権に出場するだけでも脅威と言えるのに、6位入賞を果たし、新風を巻き起こした。23歳。若き逸材である。

トレーニングを本格的にスタートしたのは、19歳のとき。中学・高校と学業をなおざりにし続け、進学先を選ぶことはできなかった。「とりあえず専門学校には進んだけれど、自分のなかには、何もありませんでした」と、横川さんは言う。何
をしているわけでもなく、何かをしたいわけでもない。毎日、夜通し遊び倒すような生活のなかで、ふと「何か」をしようと思い立った時、足が向けたのがトレーニングジムだった。

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スポーツ歴は、野球と格闘技。体を動かすことに関しては、それなりに自信があった。昔から漫画『グラップラー刃牙』が大好きで、登場人物たちの強靭な肉体に対する憧れも抱いていた。
思いつきで始めたトレーニングが、毎日の習慣として身につき始めた頃、当時新しいボディメイク・カテゴリーとして注目を集め始めていた「フィジーク」の存在を知った。

「大会で優勝したら、 進むべき道が拓けるかもしれない」

出場を決意するや「負けたら自分の人生は終わる」と、優勝を絶対条件として追い込み続けた。結果は、優勝。爽やかなルックスとバキバキの体に、筋肉界がザワつき始めたのは、この頃からだ。日本フィジーク界の星として、今後の活躍に期待……されるようになったのも、つかの間。2ヶ月後、横川さんはボディビルへの転向を宣言した。

「トレーニングを始めたときからボディビルは好きだったんです。はじめは、見て楽しむものだと思っていたのですが……フィジークの舞台に立って、物足りなさを感じてしまったというか。自分は、鍛えた筋肉を強調して闘う『ポージング』がしたいんだってことに、気がつきました」

迷いがなかったわけではない。しかし「ジュラシック」こと木澤大祐さんをはじめとしたトップボディビルダーたちとの出会いや交流を経て、ボンヤリとしていた気持ちが確固たる意志へと姿を変えていった。木澤さんのようなスゴい体になりたい。トップ選手と同じステージで並びたい。日本選手権ファイナリストになって、史上最強の現チャンピオン・鈴木雅さんを超えてトップを獲りたい。

順風満帆、とはいかず。苦しみ続けた1年目

転向1年目、大きな挫折を味わった。コンディショニングに失敗し、体脂肪が思うように落ちずに焦った。苛立ち続け、転び続けた初シーズン。正直「もうやめたい」と思った時もあったというが、この苦しみを経たからこそ、17年の大躍進だったのだろうと振り返る。

 

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「6位入賞して、ほっとしたのは確かだけれど、満足なんてしていないし、納得もしていません。今はもう、日本チャンピオンになることしか考えていないんです。競技歴とか年齢とか、そういうのは関係ない。僕は、本気でボディビル競技に挑んでいます。本気だからこそ、誰にも負けたくないんです」

トップ獲りへの強いこだわりの裏には、それこそが「自分にとっての本当のスタートになる」と考えているから。ボディビルという競技の認知度も高めていきたいし、自分に「何か」を与えてくれたトレーニングの面白さを伝え、ひいてはフィットネス人口も増やしていきたい。そのためには、やはり「日本一」という付加価値は必須、なのだ。

これからの自分にできること、しなければいけないこと

「最近、筋トレとかボディメイクがちょっとしたブームになっていますよね。喜ばしいことだけれど、正直ちょっと履き違えている人も多いなって、感じています。広まるのなら、もっとカッコよく広まって欲しいし、きちんと本質を感じ取って欲しい。これからの僕にできること、というか僕がこれからやっていくべきことというのは、そういうことなんじゃないのかなって。だからこそ、上にいきたい。少しでも早く、たどり着きたいんです」

言葉の端々から感じられる、ボディビルを自分の生きる道とする熱き想い。時代を動かすのは、いつだってたった1人の情熱だ。

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