日本体育大学 バーベルクラブ・副主将

山家健暉TATSUKI YAMAGA

2016年に発足した日本体育大学バーベルクラブ。ボディビルやフィジークなど各部員が自分の特徴に合わせた種目での活躍をめざし、ウエイトトレーニングに励んでいる。2017年は関東学生ボディビル選手権大会に初出場、団体優勝。部長は岡田隆准教授。

日本体育大学 バーベルクラブ・副主将

山家健暉TATSUKI YAMAGA

2016年に発足した日本体育大学バーベルクラブ。ボディビルやフィジークなど各部員が自分の特徴に合わせた種目での活躍をめざし、ウエイトトレーニングに励んでいる。2017年は関東学生ボディビル選手権大会に初出場、団体優勝。部長は岡田隆准教授。

EPISODES挑戦者たち

“バズーカ岡田”の愛称でメディアでも活躍する岡田隆准教授率いる日体大バーベルクラブ。仲間とともに努力する日頃の練習や
今後の目標などについて副主将の山家さんにうかがうとともに、岡田准教授にもコメントをいただいた。

2018/2/16 UP

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第二の道としてのウエイトトレーニング

日本を代表するアスリートや指導者を数多く輩出してきた日本体育大学に、ウエイトトレーニングを極めるバーベルクラブが誕生したのは2016年。“バズーカ岡田”の愛称でメディアでも活躍中の岡田隆氏が体育学部准教授に着任し、設立した。主な活動場所は世田谷キャンパス内のトレーニングセンター。現在部員は25〜30名ほどで、女子部員は5〜6人、男子が大半を占めている。
今回、お話を伺ったのは3年生で副主将の山家健暉さん。薬剤師をめざして2年生の前期まで都内の薬科大学に通っていたが、心機一転、日体大に入学し直した。そして、岡田先生の授業を受講したのがきっかけでバーベルクラブに入部。続けていたクライミングからウエイトトレーニングに転向したという異色の経歴の持ち主だ。じつは彼以外にも、大学入学まで続けてきた競技から転向し、ウエイトトレーニングに専念している人が多いのが、バーベルクラブの特徴だ。転向して2年、山家さんは2017年北区オープンボディビル・フィットネス選手権大会男子フィジーク172cm部門で優勝した。
「はじめての大会だったので、減量や塩抜き、水抜きなどについて、岡田先生や先輩方にアドバイスしていただきました。仲間の応援が支えになり、毎日の積み重ねが結果につながって嬉しかったです」

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団体優勝は仲間同士支え合った成果

バーベルクラブとしては2017年、関東学生ボディビル選手権大会に初出場し、団体優勝を成し遂げた。個人優勝こそ逃したものの、出場した全員が良い結果を出せた証しといえる。

「ふだんは、鍛える部位やペースが人それぞれなので各自で練習するのが基本。でも、同じ部位を鍛える仲間がいれば、連絡を取り合ってパートナートレーニングをすることもあります」
部員たちは、経験してきた競技も得意なトレーニングもそれぞれ異なる。同じメニューばかりを続けていると筋肉が慣れて効果が弱まるが、仲間と練習することで刺激になり、知識を増やすことにもつながるという。
「ミーティングでは、トレーニングや食事についてみんなで情報交換します。トレーニング後、岡田先生と部員で“タンパク質食べに行こうぜ!”と言いながら食事に行くのもとても楽しいです(笑)」
また、部員の日頃の栄養管理に一役買っているのが、エクスプロージョンのプロテインサプリメント。実家暮らしの部員が多いが、食事は自分で管理している人が多いそうで「3度の食事だけでは十分に栄養を摂りきれないので、起床直後やトレーニング前後に飲んでいます。いろいろな味があるので減量期には飲むことが楽しみ」と山家さんは話してくれる。

心技体、仲間の大切さを継承していきたい

減量期やトレーニング中に不安があるときは、岡田先生に直接相談することもあるという山家さん。
「先生の言葉で印象に残っているのは“ポテンシャルの最大化”。トップになろうと思うとなかなか目標に届かなくてストレスを感じてしまうけれど、自分の能力を最大限引き出すことだけを意識したら、心が軽く、前向きになれました」
これからも山家さんは筋肉や骨格、ホルモン、栄養などについて、楽しみながら勉強し続けたいという。めざすは、岡田先生のような心身ともに大きい人間だ。
「バーベルクラブとしても、一人ひとりが鍛錬すると同時に、みんなで励まし合いながら団結力も高めていきたいと思います。岡田先生から教わる練習方法や食事などの知識、ノウハウを後輩に伝えて、バーベルクラブの伝統として引き継いでいきたいです」

心技体を鍛え上げる“岡田イズム”の後継者たちが、仲間とともにどんな未来を切り拓くのか、活躍に期待したい。

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岡田隆(バズーカ岡田) TAKASHI OKADA

日本体育大学 体育学部 准教授/日本体育大学 バーベルクラブ・部長

1980年生まれ。日本体育大学大学院修了(体育科学修士)、東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。専門はトレーニング科学、アスレティックリハビリテーション。2016年文部科学省スポーツ功労者顕彰受賞。2016年日本社会人ボディビル選手権大会男子無差別級優勝、2014年東京オープンボディビル選手権大会男子70kg以下級優勝。JOC強化スタッフ。近著は『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(サンマーク出版)。

 

 

Special Message

仲間の努力を応援できる人間力を持て

私がバーベルクラブを設立した理由のひとつは、アスリートのデュアルキャリアの環境を整えたいという考えでした。他の競技から転向してきた部員たちは、最初に選んだ道ではトップにはなれなかったけれども、あらゆる競技の基礎になる筋トレを教えて生きていける。一つの競技で挫折したら終わりではなく、第二の道があることを知ってほしかったのです。
もうひとつの理由は、仲間とともに人間力を高めてほしいという思い。ウエイトトレーニングはひとりでもできるので、自分だけの手柄だと考えてしまいがちです。しかし、練習を続けていくとひとりでは超えられない壁にぶつかることが必ずあって。そんなときに支えてくれるのは、他でもない仲間なんです。

しかし、周りに甘えることとは違います。部員たちにも日頃から、まず自分で勉強して考え、実践するよう指導しています。一人ひとり体が違いますから、自分で方法論を見つけ出すしかない。この作業は、将来指導者になったときにきっと役立つと思います。
ときには、私も部員たちと一緒にトレーニングをして、指導することがあります。練習中にサプリメントを摂り、練習後は一緒に食事をして、みんなでなごむ。ここまでが1セットだと考えています。しっかりした食事が大前提で、サプリでタンパク質を補充することが大切。そういう意味では、若者たちが毎日手軽に摂取できるエクスプロージョンのプロテインサプリは最適ですね。

2017年は部として結果がついてきた年でしたが、順位はあまり重視していません。むしろ、目標に向かって自分の弱さや限界を打ち破っていく過程にこそ意義があると考えています。バーベルクラブのメンバーには、がんばる人の試行錯誤を応援できる人間に成長してほしいと思っています。

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